虫は寝るの?いつ・どこで休んでるの?

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虫も寝ています!

虫も人と同じようにしっかり休んでいます
ただ、目を閉じて布団に入るわけではありません。虫はじっと動かずに体を休めることで、「ねむり」をとっているのです。
つまり、虫も眠っている時間があると考えて大丈夫ですよ。

虫はいつ寝るの?昼行性と夜行性の違い

虫は種類によって寝る時間が違います。

  • 「昼に活動する虫(昼行性)」は夜に休みます。たとえばチョウやバッタがそうです。
  • 「夜に活動する虫(夜行性)」は昼間に休みます。クワガタやカブトムシが夜行性の代表です。

虫にも人と同じように、「昼型」と「夜型」があるのですね。

虫はどこで寝るの?安全な隠れ場所を選ぶ理由

虫は敵に見つからないように、静かで安全な場所を選んで休みます

以下は、身近でよく見かける虫たちがどんな場所で寝ているかの具体例です。

虫の種類主な休む場所
バッタ草むらの葉っぱの裏や茂みの中
セミ木の幹や枝のすきま
クワガタ・カブトムシ樹液の出ている木の近くの土の中
チョウ葉の上や葉の裏、アゲハチョウの仲間は蝶は翅を開いて休む

これらの虫は、それぞれの生活リズムや体の特徴に合わせて、身を守りながら静かに休める場所を自分で見つけています。

虫の寝ている様子はどう見える?

虫は目を閉じません。だから「寝ている」と見た目でわかりにくいですが、こんな様子のときは休んでいるサインです。

  • 動かずじっとしている
  • 羽や足が止まっている
  • 光や音に反応しにくい

虫が静かにしていたら、「今は寝ているんだな」とそっとしてあげましょう。

まとめ

  • 虫もちゃんと「ねむり(休み)」をとっています。
  • 昼に活動する虫は夜に、夜に活動する虫は昼に寝ます。
  • 昼間活動する虫も、夏の暑い日には、昼間でも木陰で昼寝をします。
  • 安全なかくれ場所でじっと体を休めています。

見た目はわかりにくいけれど、静かにしているのが寝ている証拠です。
これから静かに休んでいる虫を見かけたら、ぜひ「今寝ているかな?」と観察してみてください。

ABOUT ME
管理人(とんぼ)
管理人(とんぼ)
東京都生まれ。虫捕り歴65年。 葛飾区で幼少期を過ごし、子どもの頃から虫が大好き。 虫の中でも一番好きなものはとんぼで、30歳の頃に日本トンボ学会へ入会。 仕事をしながら自然保護を目的としたNPO団体を友人と設立。ほかにも幼稚園や保育園、小学校や大学で虫に関する講演を行い、仕事をリタイアした現在もむしに関する活動を続けています。
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